No.291 外国人労働者考

ITコラム
2019年3月27日

ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~

 厚生労働省によると昨年の外国人労働者は146万人、前年比14%増、受入事業所は22万事業所で前年比11%の増といずれも二桁の伸びを示す。外国人の在留資格は「専門的・技術的分野の在留資格」、永住者や日本人の配偶者など「身分に基づく在留資格」、「技能実習生」、「留学生」、「特定活動資格」がある。しかし近年、「専門的・技術的分野の在留資格」の高度専門職は暫減傾向、彼らからすると、日本で稼ぐベネフィット[Benefit:利益]が薄らぎ、日本の企業からすると単純労働へのニーズの方が高いことがわかる。

日本では「技能実習生」に[単純作業]を強いることを禁止している。大手の企業では、ITによる省力化が進んでいるが、地域の零細な企業が求めるのは、この[単純作業]としての労働力なのだろう。「留学生」ビザでなら、アルバイトとして単純労働が可能という不思議な制度は、某大学の受入留学生の行方不明者が1500人超という怪奇的な現象を生みだした。日本の制度改革の腰は相当に重い、与野党あげて綱引きゲームにいそしむ為政者たちを選んだ、我々の責任は大きい…

18歳Vs 81歳、12選

           10          偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳

11         自動車の免許がとれるのが18歳、返納を迫られるのが81歳

12          宴会を乾杯から始めるのが18歳、黙祷から始めるのが81歳