No.288 ISO審査員国際登録機関:IRCAレポート AI利用の欠点(筆者主幹を織り込み解説)

ITコラム
2019年3月6日

ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~

AI、利便さが大きければその欠点も大きなものになる。その際たるものは投資の額、AIテクノロジーを構築し、維持し、保守するためには莫大なお金と資源が必要ということだ。企業だけでなく、国家レベルの資金力が必要となり、その結果、企業間だけでなく国家間の格差をさらに広げてしまうことになる。

もう一つの大きな問題は、AIは新しい仕事をも創り出す能力ももっていること。今のところ多くの仕事、特にルーチン(繰返し)活動が多い仕事は、AIロボットに置き換えられている。しかし、だんだんと、合理的な機械の製造、超精密模型の製作などクリエイティブな要素にAIの牙城が広がってきている。これは技術的要素だけでなく、文書の作成、株価トレーダーなど。これらAIからの助力に頼り過ぎ、そのことに依存しすぎた人間は、創造力を失う可能性もある。いつの日か、人は、AIのサーバント(召使い)となってしまい、さらにはAIが[神]にとって代わるのかもしれない。映画、ターミネーターの世界は、いよいよ現実のものとなってくる。

18歳Vesus81歳

                        1  人生につまずくのが18歳、小石につまずくのが81歳

2  心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳

3  恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳